将来必要な費用
将来、どれくらい
お金が必要なの?

生活費はどれくらいかかるの?
進学や就職を機に、これから一人暮らしを始める人は多いことでしょう。 家族から離れて自由になったとはいえ、無計画にお金を使っていたら、すぐに足りなくなってしまいます。 まずは1ヶ月の支出を把握し、見直すべきところをチェックして、家計をやりくりしてみましょう。 お金の使い方を知ることが大切です。
1ヶ月の平均支出はどのくらい?

出典:総務省「令和5年家計調査報告〔家計収支編〕」
豆知識
東京より岩手のほうが
経済的に豊か!?
国土交通省が作成した統計では、収入から税金などを引いた「可処分所得」から食費、家賃、光熱費を含めた「基礎支出」を引いた金額を、「経済的豊かさ」と設定しています。 そのなかで、岩手県と東京都を比べると、岩手県が227,463円、東京都が193,343円と、約30,000円の差があることがわかりました。

出典:国土交通省 平成26年「都道府県別の経済的豊かさ(可処分所得と基礎支出)」
生涯賃金はどれくらいあるの?
私たちが一生涯の間に手にするお金のことを「生涯賃金」と呼びますが、それに対して支払うお金の総額が「生涯支出」です。 衣食住やライフイベントなど、生活していくには多くのお金がかかります。 どんなライフステージで、どれくらいのお金が必要なのか。 これを把握しておくことは、将来のライフプランを考える際に欠かせません。 早い段階から計画を立て、将来に備えていきましょう。
生涯賃金の平均はどのくらい?

出典:労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計 2024」
ライフイベントにかかる費用は?
結婚費用
挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額平均

住宅購入費
建売住宅購入の平均金額

教育資金
幼稚園から高校まで公立の場合の平均金額

老後の生活費
65歳以上無職世帯1ヶ月の平均家計収支

住宅・教育・老後資金はしっかり備えたい費用ですが、車や旅行、セカンドハウスの資金など、人生を豊かに彩ってくれるモノやコトも大切です。 大きなライフイベントを軸に、楽しいことも盛り込みながら、具体的にライフプランを立ててみましょう。 3年後の旅行を目標に貯金するなど、具体化することで夢を叶えていくことができます。
※1 株式会社リクルート「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」 ※2 住宅金融支援機構「2023年度集計表 建売住宅」 ※3 文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」 ※4 総務省「令和5年家計調査報告(家計収支編)」

助成金や手当を利用しましょう!
あなたが住んでいる市町村から、ライフイベントに関わる助成や手当の支給を受けられることを知っていますか? 妊婦健診費の助成、出産一時金、乳幼児の医療費助成、児童手当、税金からの医療費控除、結婚新生活支援など、市町村ごとにさまざまな制度を用意しています。 企業でも独自の助成制度や手当がありますので、就職したらしっかり確かめて利用してください。