沿革
岩手県工業技術センターの沿革をご紹介します。
明治 |
6年 (1873) | 岩手県勧業試験所(その組織は農工両試験場を兼ねた)として創立。 |
9年 (1876) | 機業場を設置。(伝習生を採用し、各種織物の指導並びに製作業務) | |
24年 (1891) | 物産陳列所創立。(商品の改良並びに販路拡張等営業者の指導業務) | |
34年 (1901) | 機業場を染織講習所と改め、試験研究を従とし、生徒の養成を主とする。 | |
大正 | 4年 (1915) | 染織試験場と改めて、生徒養成の目的を変更し、これを従とし、研究指導本位に復す。 |
10年 (1921) | 染織試験場を「岩手県工業試験場」と改称し、染織、金工、木工、図案、応用化学の5部制の総合試験場として発足。また、物産陳列所を商品陳列所と改称。(農商務省令商品陳列所規則改正による) | |
12年 (1923) | 盛岡市内丸に庁舎新築。(本県のコンクリート近代建築第1号の本館と工場2棟) | |
14年 (1925) | 岩手県工業試験場と岩手県商品陳列所が統合し、岩手県商工館と改称するとともに、図案部及び応用化学部廃止。 | |
昭和 | 8年 (1933) | 商品陳列所と分離、再び岩手県試験場と称し、図案部を復活。 |
10年 (1935) | 応用化学部を復活。 | |
12年 (1937) | 分場として花巻窯業試験所を設置。 | |
18年 (1943) | 岩手県工業指導所と改称し、指導部、研究部の2部制とし、研究部に金工科、木工科、資源科を設置。花巻窯業試験所を廃止。 | |
21年 (1946) | 図案部を復活。庶務、金工、木工、図案、応用化学、工業相談の6部制となる。 | |
23年 (1948) | 繊維工業部(旧染織部)を復活。また、図案部を企劃部にする。農村工業部を新設。 | |
25年 (1950) | 応用化学部を資源部に、企劃部を経営研究部に改称。工業意匠部を新設。(経営研究部の図案部門を分離)農村工業部廃止。(農村工業指導所新設) | |
27年 (1952) | 醸造部を新設し、8部制となる。 | |
36年 (1961) | 金工、木工、資源、工業意匠の各部を、それぞれ機械金属、木材工芸、応用化学、産業意匠の各部に改称。 | |
41年 (1966) | 醸造部が分離独立し、紫波郡都南村(現盛岡市)津志田の新庁舎に移転し「岩手県醸造試験場」として発足する。 | |
43年 (1968) | 紫波郡都南村(現盛岡市)津志田の新庁舎に移転し、岩手県工業試験場と改称。また、木材工芸部を木材工業部に、応用化学部を分析化学部にそれぞれ改称し、庶務、機械金属、木材工業、分析化学、繊維工業、産業意匠の6部制となる。 | |
47年 (1972) | 水沢分室を水沢市羽田町字並柳に新築移転。 | |
48年 (1973) | 岩手県醸造試験場を「岩手県醸造食品試験場」と改称。庶務部、醸造部、醗酵食品部の3部制となる。 | |
49年 (1974) | 醸造食品試験場に保存食品部を新設し、4部制となる。隣接地に新館完成、岩手県工業試験場の特許相談係を廃止し、庶務係と改称。また企画情報係を新設。 | |
50年 (1975) | 岩手県醸造食品試験場に、流通技術部を新設し、5部制となる。 | |
51年 (1976) | 岩手県工業試験場の庶務部を管理部に、分析化学部を建築材料部と改称。また、繊維工業部と産業意匠部を統合し、特産工業部を新設、5部制となる。 | |
54年 (1979) | 岩手県工業試験場の建築材料部を化学部と改称。 | |
59年 (1984) | 岩手県醸造食品試験場の、保存食品部と流通技術部を統合し、保存流通部を新設し、4部制となる。 | |
63年 (1988) | 岩手県工業技術センター基本計画策定。 | |
平成 | 5年 (1993) | 岩手県工業試験場、岩手県醸造食品試験場が、盛岡市飯岡新田の新庁舎(現岩手県工業技術センター)に移転する。 |
6年 (1994) | 岩手県工業試験場、岩手県醸造食品試験場の両試験場が統合し、「岩手県工業技術センター」として発足する。総務、企画情報、電子機械、木工特産、金属材料、化学、応用生物、醸造技術、食品開発の9部制となる。岩手県立産業デザインセンターが併設され、総務部及び木工特産部の全職員が兼務発令される。 | |
8年 (1996) | 知的所有権センター設置。 | |
13年 (2001) | 岩手県立産業デザインセンターの運営を岩手県工業技術センターで行うこととし、職員の兼務発令を解く。木工特産部を特産開発デザイン部と改称。 | |
14年 (2002) | 岩手県工業技術センター水沢分室廃止(平成13年3月31日)。 | |
15年 (2003) | 金属材料部と化学部を統合し材料技術部に、応用生物部と食品開発部を統合し食品技術部に改組。電子機械部を電子機械技術部、工業材料実験棟を材料実験棟と改称。新たにプロジェクト研究推進監、連携研究主幹を設置。技術相談ホットライン(専用電話 019-635-1119)を開設。岩手県立産業デザインセンター廃止。(平成16年3月31日)。 | |
16年 (2004) | 組織改編に伴い、計量検定所を廃止し、計量検定部を新設し、8部制となる。 | |
17年 (2005) | 企画情報部と特産開発デザイン部のデザイン部門を統合し、企画デザイン部に改組。特産開発デザイン部を廃止し、環境技術部を新設。 | |
18年 (2006) | 地方独立法人岩手県工業技術センターに組織移行。計量検定部門は岩手県商工労働観光部商工企画室に移管。 | |
19年 (2007) | 食品技術部と醸造技術部を統合し、食品醸造技術部に改組。6部制となる。 | |
20年 (2008) | 材料技術部分析班を環境技術部へ、電子機械技術部機械班を材料技術部へ異動するとともに、電子機械技術部を電子情報技術部へ改称。 | |
24年 (2012) | 環境技術部と材料技術部を統合し、ものづくり基盤技術部(第1 部、第2 部)として再編整備するとともに、企画デザイン部を企画支援部として改組。 | |
26年 (2014) | 企画支援部デザイン班と木工班を独立させデザイン部を新設。ものづくり基盤技術第1部を機能表面技術部、ものづくり基盤技術第2部を素形材技術部と改称。食品醸造技術部を醸造技術部と食品技術部に改組。8部制となる。 | |
28年 (2016) | 連携推進室を設置。次世代ものづくりラボを開設。 | |
30年 (2018) | ものづくりイノベーションセンター開所。 | |
令和 | 元年 (2019) | デザインラボ「IIRI DESIGN LAB (De.i)」開設。 電子情報技術部を電子情報システム部に、機能表面技術部を機能材料技術部に、素形材技術部を素形材プロセス技術部に、デザイン部を産業デザイン部に改称。 |
2年 (2020) | ヘルステック・イノベーション・ハブ開所。 | |
5年 (2023) | DX推進特命部を設置。 |