理事長挨拶
地方独立行政法人 岩手県工業技術センター
理事長 熊谷 泰樹
皆様には、日頃から岩手県工業技術センターをご利用いただきありがとうございます。
昨年は、当センターが1873年(明治6年)に「岩手県勧業試験所」として開所してから150年という大きな節目を迎えた年となり、多くの企業や関係機関等の皆様のご出席のもと、「岩手県工業技術センター創立150周年記念行事」を盛大に開催することができました。
複雑化する時代の中で、当センターがここまで発展できましたのは、ひとえに地域の皆様の支えがあったからこそであり、心より御礼申し上げます。
また、県内企業のDX推進に関する支援の窓口として、「DX推進特命部」をセンター内に新設しました。同部の設置によって、ものづくり技術分野のみならず、食品・醸造や工芸等の地域産業分野におけるDXの推進まで幅広く支援が行き届くよう、様々な事業を展開しています。
センターの持つ技術シーズやDXに関する先進事例を広く県内企業に展開し、DX導入や人材育成への支援を行うことで、生産性の向上と地域の活性化に貢献していきたいと考えておりますので、是非、お気軽にご相談いただければと思います。
結びに、当センターは、今年度も引き続き基本理念である「創るよろこび、地域貢献」のもと、震災復興の支援や企業の成長につながる研究開発、技術相談、さらには県政課題の解決に向けた様々な取組により、企業や地域の発展に大きく貢献できるよう、より一層の技術・研究資源の充実を図ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
令和6年4月