説明: 岩手県感染症情報センター


感染症発生動向調査情報


 感染症発生動向調査 速報


17週(4月22日〜4月28日)の概要 

1類感染症

 ・患者発生の報告はありませんでした。

 

2類感染症

  ・結核の報告が2例ありました。2例とも潜在性結核感染症でした。

 

3類感染症

 患者発生の報告はありませんでした。

 

4類感染症

 ・患者発生の報告はありませんでした。

 

類感染症(全数把握対象疾患)   

 ・劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告が1例ありました。

 ・梅毒の報告が2例ありました。

 ・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1例ありました。

 ・百日咳の報告が1例ありました。

 

5類感染症(定点把握対象疾患

 ・新型コロナウイルス感染症は、定点あたり患者数が6.16人と減少しましたが、

   依然注意が必要な状況です。県内におけるクラスターの発生は8件でした。

   その内訳は、高齢者施設4件、医療施設3件、福祉事業所1件でした。
   引き続き、手洗い、咳エチケット、ワクチン接種等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
 ・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は増加し、定点あたり患者数は3.75人となりました。

    本症は発熱や全身倦怠感、咽頭痛を主症状と する細菌感染症です。本菌の感染により

    稀に引き起こされる劇症型溶血性レンサ球菌感染症では、急性腎不全や
   多臓器不全等により死亡することもあるので注意が必要です。

    予防には手洗いやうがいの励行、患者との濃厚接触を 避けることが重要です。
  ・咽頭結膜熱の定点あたり患者数は2.63人となりました。中部、一関及び宮古地区で

    警報値である3人を超えています。 本症は発熱、咽頭炎、眼症状を主訴とする

    小児の急性ウイルス性感染症です。予防には患者との密接な接触を避け、
   タオルは共用せず、流水と石けんによる手洗いを励行することが重要です。

 

    

 ・岩手県の新型コロナウイルス感染症に関する情報は岩手県ホームページと

  LINE公式アカウント(@iwatevscovid19)で確認ができます。

  

 ・岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報

  https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/iryou/covid19/index.html

 

 


感染症週報

第17週(4月22日〜4月28日)<NEW> 第10週(3月4日〜3月10日)
第16週(4月15日〜4月21日) 第9週(2月26日〜3月3日)
第15週(4月8日〜4月14日) 第8週(2月19日〜2月25日)
第14週(4月1日〜4月7日) 第7週(2月12日〜2月18日)
第13週(3月25日〜3月31日) 第6週(2月5日〜2月11日)
第12週(3月18日〜3月24日) 第5週(1月29日〜2月4日)
第11週(3月11日〜3月17日) 第4週(1月22日〜1月28日)
第3週(1月15日〜1月21日)
第2週(1月8日〜1月14日)
第1週(1月1日〜1月7日)

 

感染症月報PDF版)

令和6年   3月<NEW>
令和6年   2月
令和6年   1月

週報・月報のバックナンバー

病原体検出情報PDF版)

バックナンバー:令和5年
バックナンバー:令和4年
バックナンバー:令和3年
バックナンバー:令和2年
バックナンバー:平成31年/令和元年
バックナンバー:平成30年
バックナンバー:平成29年
バックナンバー:平成28年

平成12年度

バックナンバー:平成27年

平成11年度

バックナンバー:平成26年

平成10年度

バックナンバー:平成25年

平成 9年度

バックナンバー:平成24年

平成13年42週以降の病原体検出情報は各週報及び月報に掲載しています。

バックナンバー:平成23年

バックナンバー:平成22年

バックナンバー:平成21年

バックナンバー:平成20年

バックナンバー:平成19年

バックナンバー:平成18年

バックナンバー:平成17年

バックナンバー:平成16年

バックナンバー:平成15年

バックナンバー:平成14年

バックナンバー:平成13年

感染症分布図

感染症の地域別発生動向を岩手県地図上で表しています。

疾病別・地区別グラフ

疾病別・地区別グラフ
(過去5年間の推移)

令和5年 過去5年間の地区別流行状況を疾病毎に3Dグラフでみることができます。
令和4年
令和3年
令和2年
平成31年/令和元年
平成30年
平成29年
平成28年
平成27年
平成26年
平成25年

平成24年

平成23年

平成22年

平成21年

平成20年

平成19年

平成18年

平成17年

平成16年

平成15年

平成14年

平成13年

年齢階級別グラフ

年齢階級別グラフ
(過去5年間の推移)

令和5年 過去5年間の年齢階級別流行状況を疾病毎に3Dグラフでみることができます。
令和4年
令和3年
令和2年
平成31年/令和元年
平成30年
平成29年
平成28年
平成27年
平成26年

平成25年

平成24年

平成23年

平成22年

平成21年

平成20年

平成19年

平成18年

感染症情報は速報性を重視しているため、今後の調査などの結果に応じて若干の変更が生じることがありますが、その場合は週報上で訂正させていただきます。

 


 

感染症発生動向調査とは?


 平成11年4月に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行され、厚生省からこの法に基づく「感染症発生動向調査事業実施要綱」が通知されました。

 この要綱に基づき、岩手県感染症情報センターでは、県内の医療機関から発信された感染症の患者発生情報を集約し、県民や関係機関に伝えることによって感染症のさらなる発生拡大の防止につとめています。

全数把握対象疾患:

 厚生省令で定める1類〜4類及び5類のうち法で定められた疾患で、医師は該当する患者を診断したときは、最寄りの保健所に届出なければなりません。
 週報では、県内で発生した過去5週の患者数を一覧表にして掲載しています。

定点把握対象疾患:

 5類感染症のうち厚生省令で定めた疾患で、県が指定した定点医療機関が患者の発生状況を毎週(月)保健所に届出ています。
 週報と月報では過去5週(月)の県内と全国の患者発生状況を一覧表で掲載しているほか、今年と前年の患者発生状況をグラフで掲載しています。

 


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