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アラスカニシキ
ウグイスガイ目イタヤガイ科
Polyneamussium alaskense (Dall)
岩手県:Dランク        

形態 殻長3.5cm内外で本属としては大形。円形でふくらみは弱い。左殻は白色で殻頂部は朱色を帯びる。殻表に小鱗片突起の放射肋がある。右殻は輪脈が明らかである。内肋の数は25〜35本と多く、殻表の方へ消失する。
分布の概要 三陸沿岸以北に分布。
生育状況 水深50〜560mの砂泥底や細砂泥底に生息。久慈沖、宮古沖などで記録されている。岩手県が本州太平洋岸における南限である。
生存に対する脅威 東日本大震災津波の影響や温暖化による水温上昇などの生息環境の変化が懸念される。
特記事項
文献 戸羽親雄 (1979) 宮古市の海産貝類 宮古市の自然:229-244, 宮古市.
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