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| アズマイトカケガイ |
| 新腹足目イトカケガイ科 |
| Cinctiscala sagamiense azumanum (Yokoyama) |
| 岩手県：Ｄランク |
| 形態 | 殻長9.9mmと小形で、薄く卵円錐形。螺層は11階、各層は丸く膨らみ白色。殻表に板状の縦肋があり、体層部で17本に達し、肩部で刺状になる。臍孔は開かない、蓋は革質、淡黄褐色。 |
| 分布の概要 | 大槌湾周辺以南、相模湾まで分布。 |
| 生育状況 | 水深50〜120mの砂泥底か砂礫底に生息。大槌湾周辺で記録されている。岩手県が太平洋側における北限である。 |
| 生存に対する脅威 | 東日本大震災津波の影響や温暖化による水温上昇などの生息環境の変化が懸念される。 |
| 特記事項 | |
| 文献 | 土田英治・堀 成夫 (1992) 岩手県大槌湾とその周辺海域の貝類相 異腹足目 後鰓亜綱と掘足綱東京大学海洋研究所大槌臨海研究センター報告, (18)：1-23. |
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