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| クリイロカミオボラ |
| 新腹足目エゾバイ科 |
| Volutopsion simplex (Dall) |
| 岩手県：Ｄランク |
| 形態 | 貝殻は紡錘形、薄質、淡褐色でなめらか、殻長10〜12cm、殻径約5cmと大形の巻貝である。螺層は5〜6階で膨らみ、縫合はくびれる。胎殻は乳頭状で２層、水管は短く、幅広く反曲しない。 |
| 分布の概要 | 岩手県久慈沖以北に分布。 |
| 生育状況 | 水深約100〜150mの泥底に生息。久慈沖が南限であり記録は少ない。 |
| 生存に対する脅威 | 東日本大震災津波の影響や温暖化による水温上昇などの生息環境の変化が懸念される。 |
| 特記事項 | |
| 文献 | 千葉蘭児・小菅貞男 (1979) North Pasific Shells, (1)Genus Volutopsius：1-26(with12Plate). |
| 写真 |