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リクゼンタマガイ |
異足目タマガイ科 |
Cryptonatica rikuzenensis (Tiba) |
岩手県:Dランク |
形態 | 殻高14mm、殻径13mmと小形。殻は堅く球形。殻層は5層。体層は膨れ、縫合下は平らに近い。表皮は見られず、殻表全体青紫褐色のにぶい光沢がある。縫合下に青黄色帯があり、体層表面に2列の黄褐色の模様が規則正しくめぐらされている。殻口は半月、臍帯は小円形で臍孔は溝状。 |
分布の概要 | 気仙沿岸から銚子沖に分布。 |
生育状況 | 岩手県においては、気仙沖の水深5〜20mに生息していることが確認されている。 |
生存に対する脅威 | 東日本大震災津波の影響や温暖化による水温上昇などの生息環境の変化が懸念される。 |
特記事項 | |
文献 | Ranji, Tiba (1985) Descriptions of Two New Species of the Family Naticidae. Bulletin of the Institute of Malacology of Tokyo. VOL.2:No.2. |
写真 |