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ナミギセル |
柄眼目キセルガイ科 |
Stereophaedusa japonica japonica (Crosse) |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 殻高24mm、殻径7mm程の煙管状紡錘形約11層、左巻き。赤褐色を帯びるものもある。岩手県産のものは殻皮が灰白色である。同定の条件に欠かせない腔襞についても地方変異に富むためそれに伴いそれぞれ異名を持つ。北上市産のものに腔襞の一部を欠くものが採集されている(湊 宏)。 |
分布の概要 | 県中部以南の内陸部に分布するが、範囲は局限される。 |
生育状況 | 平地に生息し、広葉樹の腐朽した形成層などを好むようである。北上市、一関市、平泉町で記録がある。 |
生存に対する脅威 | 気候の温暖化や森林の伐採、土地造成等による生息環境の変化が懸念される。 |
特記事項 | |
文献 | 川口洋治 (1976) 秋田県の陸貝. 柵山龍司編 (1980, 1981, 1982, 1983, 1985) 盛岡陸貝の会機関誌. 不定期刊めっける, Vol.1〜Vol.5. |
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