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ホソキセルガイモドキ
柄眼目キセルガイモドキ科
Mirus rugulosus (Moellendorff)
岩手県:Cランク        環境省: 準絶滅危惧

形態 殻は右巻きで、キセルガイモドキに比べ明らかに細い。殻皮は淡黄褐色。殻高21〜25mm、殻径6mm、9層。
分布の概要 県内では、一関市東山町の一部でのみ生息が確認されている。
生育状況 石灰岩の露頭が見られる渓流付近に生息しているが、生息範囲は極めて限定的である。
生存に対する脅威 気候の温暖化や森林の伐採等による生息環境の変化が懸念される。
特記事項 高橋一成(1996)で報告した“ヤセキセルガイモドキ”は本種である。ただし、本種は九州に分布するとされる種であり、分類学的な再検討を要する。
文献 高橋一成(1996)猊鼻渓の陸産貝類.猊鼻渓学術調査報告書:87-89,東山町教育委員会.
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