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クリイロキセルガイモドキ |
柄眼目キセルガイモドキ科 |
Mirus andersonianus (Moellendorff) |
岩手県:Cランク 環境省:準絶滅危惧 |
形態 | キセルガイモドキと同様の高い殻高の長い貝で殻頂部は尖っている。殻高23〜28mm、殻径7〜8mm、7.5〜8層。右巻き。栗色からビール瓶様の透明さと茶色のものもあるが特定の分布地に限られる。特徴として縫合線下に淡黄色の細い色帯を持つ。分布地によるが概ね緯度の高さに比例して小さめになる傾向も見られる。 |
分布の概要 | 岩手では奥羽山脈全域、北上高地では早池峰山北面以北。 |
生育状況 | ブナ帯にのみ生息し、イヌブナ帯では未碓認。 |
生存に対する脅威 | 気候の温暖化や森林の伐採等による生息環境の変化が懸念される。 |
特記事項 | |
文献 | 川口洋治 (1976) 秋田県の陸貝. 柵山龍司編 (1980, 1981, 1982, 1983, 1985) 盛岡陸貝の会機関誌. 不定期刊めっける, Vol.1〜Vol.5. |
写真 |