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ハルゼミ |
カメムシ目セミ科 |
Terpnosia vacuna (Olivier) |
岩手県:情報不足 環境省:なし |
形態 | 両翅を除く体長30mm内外。県内山地に普通のエゾハルゼミよりやや小さく、緑色をおびない。雄は黒味が強く、胸背の紋は不明瞭。上翅の小黒点列は中央寄りの1列のみ。 |
分布の概要 | 一関市と奥州市に記録がある。国内では本州、四国、九州に分布。福島県中通りまでは連続的であるが、以北は岩手県のみ。 |
生育状況 | 低地のマツ林などの明るい森林に生息し、成虫は晩春から初夏にかけて出現する。雄はエゾハルゼミと同様一斉に鳴くが、音声は明らかに異なる。1950年代末以降全く報告がなく、記録された標本も所在不明である。 |
生存に対する脅威 | |
特記事項 | |
文献 | 伊藤 毅・梅田義男(1959)一関産セミ類. 新昆虫, 12(3):46 熊谷安彦(1962)種山高原でウスバシロチョウとモズの早贄になったハルゼミ採集. Danburi, 1:10 |
写真 |