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イボバッタ
バッタ目バッタ科
Trilophidia annulata japonica Saussure
岩手県:情報不足        環境省:なし

形態 体長24〜35mm。灰褐色で明暗のまだら模様があり、体に散在するイボ状突起は頭と前胸で目立つ。県内に近似種はいない。
分布の概要 県中南部に産す。国内では本州、四国、九州に分布。
生育状況 裸地や荒廃した草地に生息する。成虫はよく飛翔し、夏から秋遅くまで出現する。以前には県南の内陸低地に多産したようである。沿岸部からの報告はない。最近まで全く生息情報がなかったが、2003年に湯田ダム、2010年には花巻市の北上川河畔で確認された。
生存に対する脅威
特記事項
文献 宮沢康一郎(1937)博物郷土資料 昆虫目録.関中博物同好会
小山真一郎・主濱繁義・加藤武夫(1932)郷土の動物.(発行者不明)
国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所(2004)平成15年度田瀬ダム・湯田ダム・石淵ダム河川水辺の国勢調査【陸上昆虫類等調査】報告書.
国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所(2011)平成22年度北上川上流河川水辺の国勢調査【陸上昆虫類等調査】報告書.
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