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エゾトンボ |
トンボ目エゾトンボ科 |
Somatochlora viridiaenea (Uhler) |
岩手県:情報不足 環境省:なし |
形態 | 成虫は腹長35〜53mm、後翅長37〜56mm。全身が金緑色を呈し、未成熟雄は胸部側面に黄条が2本あるが、成熟するにつれて消失する。雌は成熟しても胸部の黄条が残る。 |
分布の概要 | 盛岡市、龍ヶ森、焼石岳、八幡平から記録されているが、近年の確実な記録は無い。本種と思われる個体の飛翔を奥州市で確認しているが、胆沢ダムの湛水域である。国内では北海道から九州の一部まで分布する。 |
生育状況 | 1〜3年1世代で、平地から丘陵地の樹林に囲まれた湿地や休耕田に生息する。 |
生存に対する脅威 | 開発による湿地や休耕田の消滅。 |
特記事項 | 近年、県内よりの生息情報がほとんど得られない種として、新規に情報不足に追加した。 |
文献 | 小岩 勲(1986)岩手のトンボ. 岩手蟲乃會會報,(13):13-21 小笠原英明・大橋 晃(1966)八幡平産エゾトンボ科数種について. 昆虫と自然, 1(1):23 |
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