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ガマヨトウ |
チョウ目ヤガ科 |
Archanara aerata (Butler) |
岩手県:Dランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 開張33mm程度。前翅は赤みを帯びた黄褐色、ときに全体が暗色となる。キスジウスキヨトウに酷似するが、雄では触角が葉片状であること、雌では翅の色調と斑紋で区別できる。 |
分布の概要 | 久慈市、盛岡市、雫石町、一関市で確認された。国内では北海道、本州(東北地方から中部地方)に分布。 |
生育状況 | 低層湿原やダム周辺の湿地に生息している。成虫は8月〜10月に採集されている。寄主植物はガマ。県内の記録はこれまで一関市花泉町の1例のみであったが、1998年に一関市の北上川河川敷で確認されて以降、県中部以北の数ヶ所でも記録された。湿地環境の指標種。 |
生存に対する脅威 | 湿地環境の改変。 |
特記事項 | 多数の新産地が発見され生息状況が明らかとなったので、情報不足からランクDに変更した。 |
文献 | 佐々木豊(1963)清水原の蛾. Danburi, 4:7 土井信夫(2005)岩手県の大蛾類 付 蝶類リスト.自刊, 岩手県. 国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所(2009)一般国道45号久慈北道路環境調査報告書 |
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