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ハイイロヨトウ |
チョウ目ヤガ科 |
Parastichtis suspecta (Hübner) |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 開張30mm内外。前翅は灰褐色で外横線と内横線が二重となる。Orthosia 属などの種に似るが、斑紋を慎重に観察することで区別は可能。 |
分布の概要 | 北上高地、盛岡市に産する。県外では北海道と本州の青森県に分布。 |
生育状況 | 寄主植物は不明。ヨーロッパでは、卵越冬し、ハコヤナギ類を食すという。成虫は6月末から8月上旬にみられる。多くの産地は山地から高地草原であるが、盛岡市雫石川の河川敷に生息することは注目される。 |
生存に対する脅威 | |
特記事項 | 早池峰山麓が本州における最初の発見地。 |
文献 | 盛岡市(1996)昆虫相. 盛岡市域の自然環境調査報告書:77-111. 盛岡市市民生活部生活環境課 佐竹邦彦(1975b)ハイイロキリガ本州での記録. 蛾類通信, 82:367 土井信夫(2005)岩手県の大蛾類 付 蝶類リスト.自刊, 岩手県. |
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