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ハイイロハガタヨトウ
チョウ目ヤガ科
Meganephria cinerea (Butler)
岩手県:Dランク        環境省:なし

形態 開張43mm内外。前翅は灰色地に黒線と細白点がある。同属のミドリハガタヨトウにやや似るが、細白点があり、緑色を帯びないことなどで区別できる。
分布の概要 北上高地の限られた地域(岩泉町、盛岡市玉山区、宮古市川井)で確認されている。国内では本州、九州に局地的に分布。
生育状況 ハルニレ、オヒョウを寄主植物とし、卵越冬する。成虫は山間地の樹林地に年1回10月頃に出現するが、個体数は少ない。
生存に対する脅威 食樹の減少。
特記事項
文献 鈴木一生・斎藤 修(1972)盛岡市およびその周辺の寒冷期の Cuculliinae の採集記録. 蛾類通信, 70:158-162
土井信夫(2005)岩手県の大蛾類 付 蝶類リスト.自刊, 岩手県.
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