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ホソエダツトガ |
チョウ目ツトガ科 |
Crambus sibricus Alphéraky |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 開張24mm内外。前翅は褐色の地に銀白色の線紋があり、線紋は細い枝を出す。近似種とは前翅外側の三角銀白色紋の形などで区別は比較的容易。 |
分布の概要 | 北海道、本州東北(早池峰山、焼石岳、月山)、関東北部山地、中部山地に分布。 |
生育状況 | 早池峰山では成虫はハイマツ帯に8月頃やや普通にみられるが、寄生植物、幼生期などは不明。 |
生存に対する脅威 | 登山者による生息環境の悪化。 |
特記事項 | 早池峰山の特産とされ、C. hayachinensis Okano と命名されたが、現在は標記種の異名である。同じハイマツ帯の指標種で県内の山岳に広く分布する種にアルプスギンウワバ (ヤガ科)がある。 |
文献 | Okano, M.(1957)Three new species of the genus Crambus Fabricius from japan. Ann. Rep. Gakugei Fac. Iwate Univ., 12(2):72-79 土井信夫(2005)岩手県の大蛾類 付 蝶類リスト.自刊, 岩手県. |
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