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ウワミズヒメハマキ |
チョウ目ハマキガ科 |
Olethreutes semicremanus (Christoph) |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 開張15mm内外。静止状態では釣鐘形。前翅中央の広い淡橙黄色帯は鮮やかで、基部域は黒褐色、外縁の黒褐部は中ほどから翅頂に向かって急に狭まる。体と後翅は灰褐色。 |
分布の概要 | 盛岡市と滝沢市に産す。国内では北海道と本州北部に分布。 |
生育状況 | 成虫は6月後半から7月に出現し、河原の伏流水のある場所や小流の縁に見られる。本種は極めて希少とされていたが、盛岡市の雫石川下流に沿って広範囲に分布することが判明した。他の生息地では発生密度が低く、絶滅した個所もある。 |
生存に対する脅威 | 河川敷の地形および植生の改変。 |
特記事項 | |
文献 | 土井信夫・小川五郎・奥 俊夫(1994)盛岡市域における好湿性ガ類.東北昆虫, 32:1-5 |
写真 |