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クロサワツヤケシコメツキ
コウチュウ目コメツキムシ科
Megapenthes kurosawai W.Suzuki
岩手県:Dランク        環境省:なし

形態 体長9〜11mm。体型は細長くやや扁平、黒色であるが、雌の前胸は前縁を除き赤色である。頭胸背は粗密に点刻され光沢がない。上翅は点刻された細い条溝があり、間室に小点刻を横皺状に具える。
分布の概要 二戸市浄法寺町、早池峰山周辺で確認されている。国内では本州のみに分布。日本固有種。
生育状況 成虫は7月頃出現し、シシウドなどの花に集まる。個体数は著しく少ない。ブナ林などの広葉樹林の指標種。
生存に対する脅威 原生林の伐採。
特記事項
文献 千葉武勝(1991)岩手県産コメツキムシ類(ELATERIDAE)の追加記録.岩手蟲乃會會報, 17:13-16
大平仁夫・伊達 功(1997)岩手県産コメツキムシ類の分布記録(V).岩手蟲乃會會報 特別号1:105-113
Suzuki W.(1986)Two Elaterid of the Genus Mogapenthes(Coleoptera, Elateridae)from Japan and Taiwan. Ent. Pap. pres. Kurosawa (Tokyo); 205-210
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