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ツマグロコメツキ |
コウチュウ目コメツキムシ科 |
Ampedus niponicus (Lewis) |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 体長10.5〜14.5mm。体色は黒く、前胸は虹色光沢がある。上翅は鮮やかな黄色で翅端部が広く黒い。頭胸背は強く点刻される。上翅は粗点刻列があり、間室には粗点刻を散布する。 |
分布の概要 | 西和賀町沢内と宮古市川井で記録されているのみ。国内では本州、四国、九州に分布。日本固有種。 |
生育状況 | 成虫越冬し、春先にヤナギやカエデ類の花に飛来する。幼虫はカツラなどの腐朽木中に生息しているものと思われる。生息個体数は著しく少ない。原生林の指標種。 |
生存に対する脅威 | 伐採による良好な広葉樹林の減少。 |
特記事項 | |
文献 | 平野俊秀(1979)ツマグロコメツキAmpedus niponicus Lewisを採集す.岩手蟲乃會會報, 2:16 大平仁夫・中村七三(1970)岩手県産鞘翅目仮目録第2号,岩手甲虫学会 |
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