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クロシモフリコメツキ |
コウチュウ目コメツキムシ科 |
Actenicerus athoides (Kishii) |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 体長15mm内外。体色は黒色で暗い真鍮色の光沢をおび、やや扁平である。前胸背板の正中部に縦溝はない。同属の他種とは異なり、上翅に淡色毛によるまだら状の斑紋を有しない。 |
分布の概要 | 栗駒山、八幡平、岩手山周辺の湿原で確認されている。本州東北地方の特産種。 |
生育状況 | 標高の高い山地湿原にのみ生息している。生息地における密度は比較的高い。生息地の大部分は国立公園または国定公園内にある。亜高山〜高山帯の湿性草原の指標昆虫。 |
生存に対する脅威 | |
特記事項 | |
文献 | 千葉武勝・奥 俊夫(1987)早池峰山タイマグラ付近および八幡平大湯沼湿原で採集された数種の注目すべき甲虫類.岩手虫乃會會報,14:7-10 大平仁夫・伊達 功(1997)岩手県産コメツキムシ類の分布記録(V).岩手蟲乃會會報 特別号1:105-113 大平仁夫・中村七三(1970)岩手県産鞘翅目仮目録第2号,岩手甲虫学会 |
写真 |