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チビヒサゴコメツキ |
コウチュウ目コメツキムシ科 |
Hypnoides rivalis rivalis Lewis |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 体長5〜5.5mm、体色は黒〜黒褐色でしばしば前胸背前縁、小楯板、上翅は赤味を帯びる。背面は青銅色の鈍い光沢を有する。前胸背板は強く膨隆し、後角は後方へ突出する。上翅条溝は深く刻印され、間室は平滑〜強い横皺状、後翅は退化する。 |
分布の概要 | 八幡平および早池峰山の高山帯だけで確認されている。国内では北海道、本州の東北地方に分布する。 |
生育状況 | 高山性コメツキムシの代表的な種である。高山の石下に生息し、他の昆虫などを捕食して生活していると思われる。後翅が退化しているため移動性に欠ける。 |
生存に対する脅威 | 登山者の踏み荒らしなどのオーバーユース。 |
特記事項 | 生息地はいずれも国立公園または国定公園内の特別保護区内にあり保護されているので、CランクからDランクに変更した。 |
文献 | 千葉武勝・大平仁夫(1991)岩手県産コメツキ類(ELATERIDAE)の追加記録.岩手蟲乃會會報,17:13-16 大平仁夫・中村七三(1970)岩手県産鞘翅目仮目録第2号,岩手甲虫学会 |
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