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サビナカボソタマムシ
コウチュウ目タマムシ科
Coraebus ishiharai Y.Kurosawa
岩手県:Dランク        環境省:なし

形態 体長10〜13mm。体は光沢のない鉄錆色。上翅に断続的な白い波状横帯があり、翅端近くの2本は明瞭となる。
分布の概要 早池峰山麓、盛岡市で確認されている。国内では本州、九州に局所的に分布。日本固有種。
生育状況 ヤマボウシを食樹とし、成虫はヤマボウシの花や葉に集まる。開けた尾根や林縁に見られる。いずれの生息地でも個体数は著しく少ない。ミズナラ林などの落葉広葉樹林の指標種。
生存に対する脅威 落葉広葉樹林の伐採。
特記事項
文献 槙原 寛・遠山雅夫(1990)月刊むし, 231:40
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