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ハセガワドロムシ |
コウチュウ目ドロムシ科 |
Helichus ussuriensis Lafer |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 体長4.1〜5.1mm。体色は黒褐色で、背面に密に剛毛が生える。上翅に粗大点刻列があり、前胸背板の両側には浅い凹みがある。 |
分布の概要 | 普代村、田野畑村、葛巻町、宮古市田老で記録された。国内では北海道、本州(岩手県のみ)に分布する。 |
生育状況 | 河畔林が発達した中流域から上流域の小河川に生息し、流水内に沈んだ落ち葉や朽木などを食べるといわれている。北上高地北部の河川に広く分布すると思われる。清流河川の指標種。 |
生存に対する脅威 | 道路改修等による河川の改変。 |
特記事項 | 本種は北海道のみに分布するといわれてきたが、2006年以降県内のいくつかの小河川でも記録された。本県が分布の南限。 |
文献 | 吉富博之・堀 繁久・佐藤正孝(2004)ハセガワドロムシの分布記録のまとめ. jezoensis ,30:159-161 国土交通省東北整備局(2007)平成19年度尾肝要道路環境調査報告書 岩手県盛岡地方振興局土木部岩手出張所・株式会社ネクサス(2008)一級河川元町川筋柳岡地区他河川災害関連復旧事業環境調査業務委託報告書. |
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