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コカブトムシ
コウチュウ目コガネムシ科
Eophileurus chinensis (Faldermann)
岩手県:Dランク        環境省:なし

形態 体長18〜24mm。黒色でやや光沢がある。雄は頭部に短角をもち、前胸背板中央に円形の大きな窪みがあり、前脚の内爪には幅広い付属歯がある。雌は頭角が短く、前胸背板の窪みは弱く縦長で、前脚の爪は普通である。
分布の概要 一関市のみで確認されている。全国に広く分布する。
生育状況 成虫、幼虫とも朽ち木や腐植土内に生息する。成虫は夜行性で目につきにくいため、他の生息地の発見も期待できる。巨木の豊富な原生林の指標種。
生存に対する脅威 ブナ林などの良好な森林の減少。
特記事項
文献 高橋泰美・菊池 透(1994)岩手県産甲虫分布資料2. 自刊
徳原 実(1997)月刊むし, 319:42-43
徳原 実(1999)飼育下におけるコカブトムシの生態観察(2).月刊むし, 343:18-19
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