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アサヒナコマルガムシ
コウチュウ目ガムシ科
Anacaena asahinai M. Sato
岩手県:Dランク        環境省:なし

形態 体長2〜2.5mm。光沢ある黒褐色で卵形、背面はなだらかに膨隆し、翅鞘は条溝を欠き一様に点刻される。脚は赤褐色、腿節先半が急に細くなる。コマルガムシよりやや小さく腿節の形状などが異なる。
分布の概要 雫石町で確認されたのみ。国内では本州中部以北の山地湿原に分布する。
生育状況 山地の高層湿原や中間湿原の小流に生息する。成虫は初夏に発見されている。県内の分布状況は不明であるが、奥羽山脈沿いに他に産地があることが予想される。山地湿原を代表する種。
生存に対する脅威 水源や湿地植生の破壊。
特記事項
文献 川合禎次(編)(1985)日本産水生昆虫検索図説. 東海大学出版会.
高橋泰美(1995)岩手県下で採集したゴミムシ類数種の記録. 岩手蟲乃會會報, 22:15
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