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ハヤチネヌレチゴミムシ |
コウチュウ目オサムシ科 |
Apatrobus hayachinensis Nakane |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 体長8mm内外。光沢ある黒〜黒褐色、前胸は頭部よりやや幅広く後方がくびれ、胴はさらに幅広く卵形、翅鞘の条溝間にほぼ等径の網目状印刻が認められる。体下面の後方と脚は赤褐色。キアシヌレチゴミムシにやや似るが小さい。 |
分布の概要 | 早池峰山と八幡平から記録されている。東北地方北部の高地に分布する。 |
生育状況 | 成虫は6〜9月に高山上部の低木草本帯にある裸地の石下に発見される。早池峰山では南面崩壊地の下方までと北面の上部に、八幡平では台地状の高地一帯に生息する。高地低木草本帯を代表する種。 |
生存に対する脅威 | |
特記事項 | |
文献 | 中根猛彦(1968)早池峰山および宮古付近に産する若干の甲虫類について.国立科学博物館専報, 1:104-108. 佐竹邦彦・笠原須磨生(1985)岩手県のゴミムシ類.岩手県立博物館研究報告, 3:169-194 |
写真 |