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チョウカイヒメクロオサムシ |
コウチュウ目オサムシ科 |
Carabus opaculus shirahatai Nakane |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 体長15〜20mm。黒色で背面は光沢が鈍く、頭部上面にはしわがあり複眼間が点刻される。前胸背板の側縁は両側でまるみを帯び、後方で著しく狭まり後角が突出する。上翅は長卵形、後方で最も広く前方に強く狭まる。 |
分布の概要 | 早池峰山、岩手山、八幡平、和賀岳、焼石岳、栗駒山などの高山帯で確認されている。本州東北地方の特産亜種。原名亜種は北海道に産する。日本固有種。 |
生育状況 | 幼虫、成虫とも高山帯の岩礫地の石下に生息している。生息地域は狭小で生息密度は高くない。 |
生存に対する脅威 | 踏み荒らしなどによる生息地改変。 |
特記事項 | 改訂前登載のヒメクロオサムシは和名を表記のように変更した。 |
文献 | 平野修一(1978b)岩手百科事典:691-692. 岩手放送 昆虫調査班(1989)和賀岳自然環境保全地域調査報告書:201-290. 環境庁自然保護局. 中根猛彦他(1989)東日本のオサムシ.東日本オサムシ研究会. |
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