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ゴミアシナガサシガメ |
カメムシ目サシガメ科 |
Myiophanes tipulina Reuter |
岩手県:Dランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 体長16〜17mm、細長く各脚が著しく細長いため一見ガガンボのように見える。淡褐色の地に濃淡の斑紋があり、全身長い毛に覆われ、特に各脚の膝部、触角1・2節および中・後脚上の長軟毛は著しい。 |
分布の概要 | 県南部に戦前の古い記録がある。国内では本州、四国、九州に分布する。 |
生育状況 | 一般に里地・里山環境の家屋周辺で発見されることが多い。昭和30年代以前の里地・里山環境の指標昆虫。 |
生存に対する脅威 | 里地・里山環境の変化が本種の衰退をもたらしたと思われるが、具体的なことは不明である。 |
特記事項 | |
文献 | 石川忠・高井幹夫・安永智秀(2012)日本原色カメムシ図鑑第3巻.全国農村教育協会,東京 宮沢康一郎(1937)博物郷土資料 昆虫目録.関中博物同好会 |
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