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ミヤマチャバネセセリ |
チョウ目セセリチョウ科 |
Pelopidas jansonis (Butler) |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 開張40mm。翅表は褐色で少し黄緑色を帯びる。前翅には8,9個の半透明白色斑紋がやや環状に配列する。後翅の2小紋は雌では明瞭である。裏面黄褐色で前翅の斑紋は表と同じ、後翅には4白紋が横に配列する。 |
分布の概要 | 久慈市から県南の陸前高田市まで各地から記録がある。国内では本州、四国、九州に分布する。 |
生育状況 | 気仙郡では年2回発生であるが、県北では1回発生かもしれない。幼虫の食草はススキで筒型の巣をつくって潜み、夜に出て葉を食べる。ススキの葉で蛹化して越冬し、翌春5月ころに羽化する。2回目の成虫は9月ころに見られる。既知産地で絶滅したところもあり、個体数は少なくなっている。 |
生存に対する脅威 | ススキの需要がなくなり、ススキ原が牧草地や採草地への転換や耕地化して生息地が失われること。 |
特記事項 | |
文献 | |
写真 |