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キボシツブゲンゴロウ |
コウチュウ目ゲンゴロウ科 |
Japanolaccophilus nipponesis (Kamiya) |
岩手県:Cランク 環境省:準絶滅危惧 |
形態 | 体長は3mm前後。体型は逆卵型で、背は尾部に向かうにつれ細く低くなる。上翅は光沢のある黒褐色で片翅につき黄色い6個の小紋がある。 |
分布の概要 | 盛岡市米内川、花巻市石鳥谷町葛丸川、北上市和賀町鈴鴨川で確認された。国内では九州以北の12道県から記録がある。 |
生育状況 | 河川の上・中流域の清流に生息する。成虫は川底が砂質の水深がおおむね50p以上の淀みにあるヨシ等の水中根の付近に見受けられることが多い。ボウフラ・アカムシ・ヨコエビ等を捕食していると思われる。盛岡市では2006年に生息を確認したが、生息数は少ない。調査が進めばさらに多くの河川から発見されると思われる。 |
生存に対する脅威 | 河川改修による護岸の為のコンクリート化。 |
特記事項 | |
文献 | 森 正人・北山 昭(2002)改訂版・図説日本のゲンゴロウ.文一総合出版 成瀬健一(2009)岩手県産ゲンゴロウ科の追加記録.岩手蟲乃會會報,36:40 |
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