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ハヤチネミズギワゴミムシ |
コウチュウ目オサムシ科 |
Bembidion hayachinense Nakane |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 体長5mm内外。扁平で黒色、部分的に多少赤味をおび、背面に弱い緑銅光沢がある。胴は頭、前胸よりやや幅広く卵形、翅鞘の条溝は会合部から第1、2列目は完全、第6、7列は微弱。近似種が多い。 |
分布の概要 | 国内では早池峰山から知られるのみ。 |
生育状況 | 成虫は6〜9月に高山帯の岩礫地に発生し、亜高山帯にも出現する。浮き石の下から発見されるほか、礫間を歩行していることもある。かなり高密度に生息する場所が点在し、樹林に近い地域でも認められた。 |
生存に対する脅威 | 踏み荒らし等による生息地の破壊。 |
特記事項 | 早池峰山固有種。生息地の中心部は早池峰国定公園の特別地域内にある。 |
文献 | 佐竹邦彦・笠原須磨生(1985)岩手県のゴミムシ類.岩手県立博物館研究報告, 3:169-194 Nakane, T.(1979)New or little-known Coleoptera from Japan and its adjavcent regions,. XXX. Rep. Fac. Sci. Kagoshima Univ.(Earth Sci. & Biol.), 12:51-60 |
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