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ヒメミヤマメダカゴミムシ
コウチュウ目オサムシ科
Notiphilus aquaticus (Linnaeus)
岩手県:Cランク        環境省:なし

形態 体長は5〜5.5mmで幅の3倍弱。全身が光沢ある暗銅色、複眼は大きく突出し前頭に深い縦しわがある。近似のミヤマメダカゴミムシより小さく、脚に褐色部がない。
分布の概要 北海道中央山地、本州の早池峰山と中部山地に分布する。
生育状況 高山帯のみに生息し、岩礫地の石下から発見されている。早池峰山では標高約1900mの山頂直下の低木域において、樹間の礫地から発見された。それ以外の場所からは発見されていないが、主峰の稜線沿いに他の生息場所があると思われる。
生存に対する脅威 高山帯半裸地域の環境改変。
特記事項
文献 伊藤広見(1966)早池峰山のNotiophilus属のゴミムシについて.東北昆虫, 4:6
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