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ヒガシキリギリス
バッタ目キリギリス科
Gampsocleis mikado Burr
岩手県:Cランク        環境省:なし

形態 体長30mm弱。褐色で背側は青緑色をおびる。前翅は後腿節の端近くまで達するが、ニシキリギリスよりも短く、黒斑が多い。
分布の概要 県内の標高数百mの高原地帯に局地的に産する。国内では近畿以北の本州に分布。
生育状況 成虫は晩夏から秋にかけて現れ、草原の比較的丈の高い部分に生息し樹上には登らない。八幡平市や盛岡市玉山区の牧野では管理が不十分な草地に発生し、シバ草地には認められない。近年、生息場所および個体数が減少している。
生存に対する脅威 放牧の衰退などによる草地の減少。
特記事項 改訂前登載のキリギリス(G.buergeri)は、表記のように名称を変更した。
文献 奥 俊夫・千葉武勝・伊達 功(1998)岩手産直翅目仮目録.岩手蟲乃會會報, 25:1-12
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