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ホンサナエ |
トンボ目サナエトンボ科 |
Shaogomphus postocularis (Selys) |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 成虫は腹長33〜36mm、後翅長29〜32mm。体は太めで、黒色で黄色の斑紋がある中型のサナエトンボ。 |
分布の概要 | 一関市(小岩 1962ab、丸山・菅原 1962、高橋 1996)、盛岡市(小岩 1980)、花巻市・盛岡市・一関市(小岩 1986)など、内陸中〜南部にかけて記録があり、沿岸南部にも生息するものと思われる。県北の河川でも確認している。国内では、北海道から九州まで分布する。 |
生育状況 | 2〜3年1世代で、平地〜丘陵地の大〜小河川中・下流域などに生息し、成虫は春季に出現する。過去の確認状況と比べ、現在では確認情報が少なくなっており、減少している可能性が高い。 |
生存に対する脅威 | 河川改修。 |
特記事項 | |
文献 | 小岩 勲(1986)岩手のトンボ. 岩手蟲乃會會報,(13):13-21 小岩 勲(1980)盛岡市のトンボ覚え書[II]. 岩手蟲乃會會報,(5):5-8 小岩 勲(1962a)室根山でホソミオツネントンボ、ヒメクロサナエ、サナエモドキ採集. Danburi,(1):10 小岩 勲(1962b)トンボ初見日(採集ノートから). Danburi,(1):10-11 丸山耕平・菅原 壮(1962)釣山公園プールでクロスジギンヤンマ、ヨツボシトンボ、サナエモドキ、コヤマトンボを採集. Danburi,(1):10 高橋一成(1996)猊鼻渓の昆虫. 厳美渓学術調査報告書, 77-86. 東山町教育委員会 |
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