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キイロカメノコハムシ |
コウチュウ目ハムシ科 |
Cassida concha Solsky |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 体長5mm、体は楕円形で背面は凹凸に富み、金色に輝いている。腹面は黒色であるが、腹部各節の側方は淡色である。脚は淡黄褐色、爪は付節第3節の毛で隠されている。触角は黄褐色、先端の4節は暗色となる。 |
分布の概要 | 軽米町で確認されている。国内では北海道と本州に分布する。 |
生育状況 | 成幼虫ともフシグロセンノウ、カワラナデシコ、ハコベ類などナデシコ科の植物を食べて生活している。卵は食草に1個ずつ産まれ、孵化した幼虫は円形の食痕をつけて食べて、老熟すると葉裏で蛹になる。新成虫は7月上旬以降に現れる。個体数は少ない。草原〜林縁の指標昆虫。 |
生存に対する脅威 | 農山村の過疎化などによる里地・里山的な生息環境の悪化。 |
特記事項 | 上記産地以外の生息情報が得られていないこと、近年における農山村環境の変化も勘案して、ランクCからランクBに変更した。 |
文献 | 安富和男・富岡康浩・蒔田増美(1999)ミドリカメノコハムシとアオカメノコハムシの分類に関する知見. 昆虫と自然、34(10):32-34. |
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