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キンイロネクイハムシ |
コウチュウ目ハムシ科 |
Donacia japana Chyujo et Goecke |
岩手県:Bランク 環境省:準絶滅危惧 |
形態 | 体長7.5〜9.0mm。体色は一般に暗緑色で強い銅色の光沢を有する。前胸背板には横皺と強い点刻がある。上翅には中央部に顕著な赤銅色の縦条とよこ皺がある。後肢腿節には小型の突起を持つ。 |
分布の概要 | 奥州市水沢区のみで確認されている。国内では北海道、本州、九州に分布。 |
生育状況 | 平地のミクリやスゲ類の生育する湿地に生息する。成虫はミクリ、スゲなどの花に集まり葉を食べる。幼虫はミクリの根を食べる。個体数は著しく少なく、絶滅の危険性が大きい。平地の湿地環境の指標種。 |
生存に対する脅威 | 水田の耕地整理などにより生息環境が著しく狭まっていること。 |
特記事項 | 最近(2013年)、本種が沿岸北部に生息していることが確認された。 |
文献 | 高橋泰美(1992)岩手県のネクイムシ.岩手蟲乃會會報, 18:1-8 |
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