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ハビロキンヘリタマムシ |
コウチュウ目タマムシ科 |
Poecilonota nipponensis Y.Kurosawa |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 体長11〜16mm。金緑色で、上翅外縁は金橙色に縁どられ、その外側は再び緑色となる。腹端は雄では半月にえぐられるが、雌では丸く小さい切れ込みがある。 |
分布の概要 | 宮古市区界と久慈市に記録がある。県外では群馬県と長野県のみに分布。 |
生育状況 | ミズナラ林などの落葉広葉樹林に生息する。成虫はハルニレの樹冠部で得られる。食樹はハルニレ。1947年の宮古市区界での記録以降60年以上も確認されていなかったが、2009年7月に久慈市で記録された。全国的にみても、いずれの生息地とも個体数は著しく少ない。 |
生存に対する脅威 | 良好な落葉広葉樹林の伐採。 |
特記事項 | 久慈市が分布の北限。 |
文献 | 森川正昭・由井一昭・栗原 隆(1999)月刊むし, 344:24-25 平野修一(1978a)岩手百科事典:607. 岩手放送 山崎哲郎(2009)岩手県久慈市でハビロキンヘリタマムシを採集.月刊むし,466:3 |
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