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オオアオグロヒラタゴミムシ |
コウチュウ目オサムシ科 |
Anchodemus calleides (Bates) |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 体長11mm内外。青藍色をおびた黒色で、頭と前胸は比較的細くやや縦長である。翅鞘は条溝があり、前方は方形、後方は丸いが後端で多少角張る。 |
分布の概要 | 盛岡市と奥州市の北上川河畔で記録された。国内では本州の東北地方北部と北陸地方に稀産。 |
生育状況 | 平野部から山間にかけて河原の礫地に生息し、成虫は石下から発見される。本県では上記の記録以後1世紀余の間報告がないが、青森県と秋田県では採集されている。発見当時と環境が大きく変化した北上川では生存する可能性は少ないが、他の河川を探索する余地がある。 |
生存に対する脅威 | 都市化やダム建設に伴う河川環境の変化。 |
特記事項 | 19世紀末に北上川河畔で採集された標本に基づき命名された。 |
文献 | Bates, H. W.(1883)XI. Supplement to the geodephagous coleopteran of japan, chiefly from the collection of Mr. George Lewis, made during his second visit, from February,1880, to September, 1881. Trans. Ent. Soc. London, 1883(3):205-290 笠原須磨生(1985)秋田県のゴミムシ類. 秋田県自然史研究会 |
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