形態 |
体長4〜5mm。扁平で黒色、背面が青色光沢を示す。頭と前胸は小さく長卵形の胴の約1/2長、触角基節と脚の脛節から先は赤褐色。 |
分布の概要 |
八幡平市安代地区、盛岡市で記録された。国内では北海道と関東以北の本州に分布。 |
生育状況 |
露岩の多い山地渓流沿いに生息する。模式産地の北海道豊平川では局所に集中発生し、成虫は夏秋期の日中に岩盤上を活発に歩行するという。八幡平市の記録は1965年6月に奥羽山脈深部の米代川上流部で採集された1例である。その後、長い間確認されていなかったが、2010年8月に盛岡市北部の北上川河畔において記録された。 |
生存に対する脅威 |
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特記事項 |
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文献 |
国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所(2011)平成22年度北上川上流河川水辺の国勢調査【陸上昆虫類等調査】報告書.
Habu, A.(1959)One new species of Bembidion from Hokkaido(Coleoptera, Carabidae). Kontyu, 27(4):257-259
佐竹邦彦・笠原須磨生(1985)岩手県のゴミムシ類.岩手県立博物館研究報告, 3:169-194 |
写真 |
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