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| マークオサムシ |
| コウチュウ目オサムシ科 |
| Carabus maacki aquatilis (Bates) |
| 岩手県：Ｂランク 環境省：絶滅危惧Ⅱ類 |
| 形態 | 体長25～32mm。黒色でやや青緑色の光沢がある。頭部上面は平滑で複眼は突出する。前胸背板は幅広く正中溝が深い。上翅は長く肩部が張り出し翅端で丸まる。 |
| 分布の概要 | 県中部から北部までの沿岸部と内陸中南部に局所的に産す。国内では本州の東北地方と新潟県、栃木県に分布する。 |
| 生育状況 | 低地の湿地や泥炭地に生息し、湿地周辺の土中や水田の畦畔などで成虫越冬する。本県における生息地の大部分は水田環境で、安定した生息地は少なく個体数も少ない。 |
| 生存に対する脅威 | 道路工事や宅地化による生息環境の改変。 |
| 特記事項 | |
| 文献 | 中根猛彦他(1989)東日本のオサムシ．東日本オサムシ研究会． 菊池恭司(1997)北上市でマ－クオサムシを採集． 岩手蟲乃會會報, 24：8 大久保一吉・尾形洋一(1985)岩手県におけるマークオサムシとアカガネオサムシの採集記録. 月刊むし，168：33 |
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