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タガメ |
カメムシ目コオイムシ科 |
Lethocerus deyrolli Vullefroy |
岩手県:Bランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 体長50〜65mm。灰褐色で平たい。脚の先端に鋭い爪があり前脚は異様に発達する。日本最大の水生昆虫。 |
分布の概要 | 県内陸部に広く分布していたが、現在の生息地は北上市、奥州市、一関市周辺に限られる。全国各地に分布するが、いずれの地域でも急速に減少している。 |
生育状況 | 県内の水田地帯は広く中干しが行われるため、河川やため池に生息している。成虫は7〜8月に活動する。県北では太平洋戦争後かなり早い時期に都市化に伴って姿を消した。県南でも最近生息が確認されたのは北上市、奥州市江刺区などにとどまる。 |
生存に対する脅威 | ため池の埋め立て。 |
特記事項 | |
文献 | 菊池恭司(1985)和賀町でタガメを採集.岩手蟲乃會會報, 12:20 高橋泰美(1985)江刺市でタガメを採集.岩手蟲乃會會報, 12:20 |
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