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ノシメコヤガ |
チョウ目ヤガ科 |
Sinocharis korbae Püngeler |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧ⅠA類 |
形態 | 開張38~43mm。純白の地色に藍色の斑紋を有し、色彩が極めて特徴的である。他に似た種類はいない。 |
分布の概要 | 岩手県(野田村、盛岡市) と青森県からのみ知られる。 |
生育状況 | 食餌植物はダリヤと推定されている。成虫は年1回の発生で、5月~7月にかけて出現する。成虫の確認は盛岡市では市街地とその周辺部に多く、深山や樹林帯で採集されたことはない。盛岡市で1965年に採集された2個体を最後としてその後50年近く確認されておらず、本県では既に絶滅した可能性が高い。 |
生存に対する脅威 | |
特記事項 | |
文献 | 本間健平・奥 俊夫(1995)盛岡市下厨川におけるノシメコヤガの採集例と以後の発生動向. 岩手蟲乃會會報, 22:17-19 岡野磨瑳郎(1977)盛岡市の昆虫相. 盛岡市・盛岡市自然環境総合調査団, 盛岡市域の自然環境調査報告書 総集編:61-80. 盛岡市 吉本 浩(1990)日本の珍しい蛾1.ノシメコヤガ. やどりが, 141:12 |
写真 |