| トップページ | RDBについて | RDBカテゴリー | 検索 |

スズムシ
バッタ目マツムシ科
Meloimorpha japonica (de Haan)
岩手県:Aランク        環境省:なし

形態 体長17mm内外。暗褐〜黒褐色、触角の大部分が白い。雄は胴が幅広く、前翅に斜・横脈が発達する。雌は紡錘形、前翅に縦脈を並列する。
分布の概要 一関市、奥州市水沢区、北上市に記録がある。全国各地に分布する。
生育状況 林間草地や高茎の禾本草原に生息し、雄成虫は特有の美音を発する。卵越冬し、成虫は晩夏から秋にかけて出現する。古くは一関市で多産が記録されたこともあるが、現在は北上市陣ヶ丘が特定できる唯一の生息地である。この場所でも最近の生息情報は得られておらず、県内では絶滅した可能性が高い。
生存に対する脅威
特記事項
文献 宮沢康一郎(1937)博物郷土資料 昆虫目録.関中博物同好会
三浦新太郎・加藤定男(1984)北上の小さな妖精達. 自刊
写真