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ヤリタナゴ
コイ目コイ科
Tanakia lanceolata (Temminck et Schlegel)
岩手県:情報不足        環境省:準絶滅危惧

形態 全長10cmほどで、体高は低く、1対の長い口ひげがあり、肩部に暗色斑のないタナゴである。産卵期の雄は、前半部が赤紫色になり、尻びれと背びれが赤く縁取られたきれいな婚姻色を現す。腹面は黒色を呈し、吻端の追い星は左右に分かれる。
分布の概要 北上川水系に2尾の採集記録があるのみで、その後の生息が確認されていない。
生育状況 不明である。
生存に対する脅威 他のタナゴ類と同様であろう。
特記事項 本種の国内における分布はかなり広いが、本県では詳しい生息情報がないため、今後の精査がまたれる。
文献 佐土哲也・松沢陽士(2011)タナゴハンドブック. 文一総合出版、東京.
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