| トップページ | RDBについて | RDBカテゴリー | 検索 |

コサメビタキ
スズメ目ヒタキ科
VMuscicapa dauurica Pallas
岩手県:Dランク        環境省:なし

形態 全長13cm。上面は褐色がかった灰色で、白いアイリングがある。サメビタキ属3種の中では最小。
分布の概要 日本では九州以北に夏鳥として渡来し、平地から山地帯の落葉広葉樹の多い林に生息する。群れは形成せず、単独もしくはペアで生活する。県内でも観察の記録は多い。
生育状況 壮齢〜老齢林を好み、平地、丘陵地などの落葉広葉樹林でも見るが、都市公園での繁殖は減少傾向にある。盛岡市内でも繁殖が確認されている。さえずりは「ツィーチリリチョピリリ」等複雑である。
生存に対する脅威 過度の針葉樹林化による林相の単純化や過密林化。
特記事項
文献 岩手県(1978)「岩手の鳥獣」葛 精一 監修.
遠藤公男他(1987)岩手の鳥獣百科 P61 :岩手日報社.
写真