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ハリオアマツバメ
アマツバメ目アマツバメ科
Hirundapus caudacutus (Latham)
岩手県:Dランク        環境省:なし

形態 全体が黒褐色で背中央は灰白色。喉、下腹、下尾筒および三列風切2枚は白い。尾は短めで角尾、羽軸が堅く先端は針状に突出する。
分布の概要 日本では夏鳥として本州北部に4月頃渡来するほか、他地域を渡りの時期に通過する。ブナ帯や亜高山以上の高い地域で確認できるが、繁殖地の確認はほとんどない。
生育状況 岩手県内では夏期に普通に目撃されるが繁殖確認はない。東北地方の繁殖記録は、白神山地「クマゲラの森」で1994年7月にクマゲラのねぐら木を利用した1例のみ(根深 私信)。
生存に対する脅威 開発などによる人為的インパクトのために、餌や営巣木の不足が生存への危惧条件となろう。
特記事項
文献 藤井忠志(1999)本州のクマゲラ,197pp.
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