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フクロウ |
フクロウ目フクロウ科 |
Strix uralensis Pallas |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 灰白色の体に黒い縦斑。羽角のない灰色の丸い顔に黒い目。繁殖期に入る晩冬〜早春の頃、ゴロスケホッホと聞きなせる独特の太い声で鳴く。晩春〜初夏にかけては巣立ち後の幼鳥もやや甲高い声で鳴く。 |
分布の概要 | 平地〜丘陵地の大径木のある里山や社寺林等に生息する留鳥。県内では最も身近なフクロウ類で、なかでも県央〜県南部にかけての北上川沿い低地帯で比較的多いが、近年では営巣地が消失した例もみられる。 |
生育状況 | 夜行性で主に農地周辺のネズミ類やモグラ等の小動物、ムクドリ等の小鳥類を捕食する。里山や社寺林、屋敷林の大径木の樹洞で営巣するが、大径木の減少に伴い、巣箱の利用例もある。 |
生存に対する脅威 | 樹洞のある大径木の減少。土地改変や環境汚染に伴う餌動物の生息環境の悪化。カラス類の増加と迫害など。 |
特記事項 | |
文献 | |
写真 |