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バン
ツル目クイナ科
Gallinula chloropus (Linnaeus)
岩手県:Dランク        環境省:なし

形態 キジバトよりやや大きく全身はほぼ黒、嘴と額が赤く嘴先端が黄色。下尾筒は白く目立ち尾は短い。
分布の概要 ユーラシア、アフリカなど温帯から熱帯にかけて広く分布し、国内では主に夏鳥として各地に飛来するが関東以西では越冬するものも多い。
生育状況 河川、湖沼などや背の高い水草が生える湿地を好み営巣する。イネ科、タデ科など植物質を主食とし小動物も餌とする。クイナ科の他種より多いが、近年減少が顕著で狩猟対象種として不適になりつつある。
生存に対する脅威 河川や水田、用水池、ヨシ原等の湿地環境のモザイク的多様性の崩壊。
特記事項
文献 岩手県(1978)「岩手の鳥獣」葛 精一 監修.
盛岡市 (1977) 盛岡市域の自然環境調査報告書, 112pp.
写真 岩手県外で撮影